活動報告

BRAVE CIRCLE・ウォーク

大腸がんで亡くなる方が1人でも減ることを願い、大腸がん検診の受診を広く継続的に呼びかける “BRAVE CIRCLE(ブレイブサークル)”大腸がん撲滅キャンペーンの一環として、 2008年5月24日(土)横浜みなとみらい地区にてウォーキングイベントが開催されました。

1000名を超える方々が一般参加し、ルー大柴さんやアスリート達と共に、見晴らしの素晴らしいコースを歩き、楽しみながら大腸がんに関する理解を深めていきました。

ルー大柴さん、荻原次晴さんらアスリートが参加者と一緒に横浜の街をウォーキング

みなとみらい地区を中心に横浜の街を歩くコースが設置され、20kmコースには勅使川原郁恵さんが、10kmコースには荻原次晴さんが、3kmコースにはルー大柴さんと千葉真子さんが参加しました。各コースの途中では大腸がんに関するクイズが6問出題され、歩きながら大腸がんに関する知識を深めていきました。

ルー大柴さんやアスリート達のトークショーを開催

大腸がんリスクが高い団塊世代でもあるルー大柴さんやゲストアスリートらが、大腸がんに関するクイズに挑戦。多くの疑問を、今村清子先生(横浜市立市民病院 がん検診センター 非常勤医師)が解き明かしてくださいました。

便潜血検査、大腸内視鏡など、大腸がん検査方法の展示も同時開催

ウォーキングのコースでもあるクイーンズサークル(クイーンズスクエア横浜1階)では、 大腸がんの現状や検診に関するパネル説明の他、実際の検査で使われる便潜血検査や大腸内視鏡等の展示、行政の検診窓口紹介が行われました。

ゲストからのメッセージ

ルー大柴さん

定期的な検診を受けておくだけで少しでも健康にロングライフ(長生き)できるなんて、受けなきゃもったいない!40歳以上がリスク世代と言われているようなので、私は絶対受けます。一次検診というのは本当にイージー(手軽)のようですから、40歳を過ぎた皆さん、トゥギャザーで検診を受けましょう!

千葉真子さん

大腸がんは自分とは遠くかけ離れた病気だと思っていました。実際には女性のがん死亡原因の一位と聞いて大変驚きました。
少しでも長く美しく元気に生活できるように、私の母親をはじめ、私のまわりの女性達には強く大腸がんの定期検診の大切さを伝えていきたいと思いました。

荻原次晴さん

現役を引退し10年経ちますが、現在スキーはもちろん様々なスポーツを楽しんでいます。健康管理についても人一倍気をつけているつもりです。ですが大腸がんのように症状がほとんど出ないというような病気は本当に怖いですね。元気にスポーツを楽しむために適齢期になったらしっかり定期検診をしていきたいと思います。

勅使川原郁恵さん

仕事がらいろいろなウォーキングイベントに参加していますが、今回の「BRAVE CIRCLE・ウォーク」は本当に興味深いものです。普段、大腸がんに関して気にしたことも考えたこともありませんでしたが、歩くことを通して「大腸がん検診の大切さ」を皆で知って、考えて、学んで、そして行動に移すきっかけになればよいと思っています。

開催日 2008年5月24日(土)(パネル展示: 5月24・25日)
会場 パシフィコ横浜プラザ (パネル展示:クイーンズスクエア)
コース 横浜みなとみらい地区 20kmコース・10kmコース・3kmコース
ゲスト ルー大柴(タレント)・勅使川原郁恵(日本ウォーキング協会親善大使)・荻原次晴(スポーツキャスター)・千葉真子(マラソンランナー)
司会 関谷 亜矢子(フリーアナウンサー)
医師 今村 清子(横浜市立市民病院 がん検診センター 非常勤医師)
主催 BRAVE CIRCLE・ウォーク 2008 運営委員会
後援 神奈川県、横浜市健康福祉局、財団法人日本対がん協会、社団法人日本消化器がん検診学会、日本がん検診・診断学会、社団法人日本ウオーキング協会、財団法人横浜市体育協会、tvk(テレビ神奈川) 、R9プロジェクト(株式会社SPORTS BIZ)
主管 神奈川県ウオーキング協会
特別協賛 オリンパスメディカルシステムズ株式会社
協賛 栄研化学株式会社、ブリストル・マイヤーズ株式会社
協力 みなとみらい線(横浜高速鉄道株式会社)、goo(NTTレゾナント株式会社)、大塚製薬株式会社、株式会社ディーエイチシー、ファイテン株式会社